今回は仏壇の供養です。以前家財の整理をご依頼いただいたお客様からお預かりした仏壇を、いつもお世話になっているお寺さんに持ち込んで供養をしていただきました。
ご実家の整理などのご依頼の際にいただくご質問に仏壇の処分方法というものがあります。
- ごみとして捨てるには忍びない
- 自宅に持っていくには重いしかさばる
- そもそも適切な処分方法がわからない
このようなご質問をよくいただきます。確かにご実家の整理などをさせていただくと婚礼箪笥のような立派な仏壇があるお宅も少なくなく、そういったものは最近の住宅事情には適していないと考えられます。いらないからといってもタンスのように粗大ごみで出すわけにもいかずお困りの方が多いようです。
宗派によって多少は異なるそうですが通常お仏壇は設置の際には入魂という魂を入れるための儀式を行います。よって何らかの事情で仏壇を処分する際には魂を抜く抜魂供養という儀式が必要となります。(開眼供養、閉眼供養ともいうそうです)