不思議な物でご不幸・災難は突然襲ってくるものです。人生経験豊富な方ならご理解いただけるように「自分に限って起こらない」は無いのです。例えば賃貸物件で孤独死が発生してしまった場合、死後数日、あるいは数ヶ月経過でもしていれば、血液、体液、害虫、悪臭、死臭の問題などで、ご遺族は貸主や管理会社から原状回復義務の責任を迫られることになります。基本的に孤独死の場合、残置物がなくなり、消臭がしっかり行われていて、汚れや染みなどがなければ原状回復と認められています。ただし、ただ残置物を片付けたり、わずかでも臭いが残っていたり、中途半端な清掃を行うだけだと後々原状回復と認められず、損害賠償などのトラブルになる可能性が高くなります。
そこで、必要不可欠な作業が消臭と特殊清掃作業となります。湘南カンパニーでは、酸化ポテンシャルを高めた最新技術のオゾンミスト機を使用して短時間で除菌消臭をすませ、それから遺品整理作業にとりかかります。また、ゴミ屋敷のお片付も悪臭がひどい場合オゾンミストを作動させながら作業を進められるので悪臭を最小限にとどめる事が可能です。そして、現場の清掃、修繕、リフォームまでお客様をお導き致します。また貸主、管理会社の方にも、清掃方法や消臭方法などをしっかり説明し、後々トラブルにならないようにご協力させていただき、高い評価を頂いております。悲喜交々のお仕事を賜ってきたノウハウと技術がある便利屋だからできる作業が、強力消臭と特殊清掃といっても過言ではありません。
オゾン消臭は、空気からオゾンを発生させることで強力な脱臭・消臭・除菌効果を得る方法です。その効力は塩素の約8倍といわれ、今我々の清掃業界に革命的な変革を巻き起こしています。 メカニズムはオゾンを人工的に製造できる特殊機材を現場に持ち込み、 O3という極めて不安定な分子虚空蔵を持つオゾンを、雑菌や悪臭の元になる物質2NH3に近づけることで、それらを酸化・分解します。窒素ガスも水も大気中に存在する無味無臭の物質ですので、気になるアンモニア臭は、完全に消滅するというわけです。つまり、オゾン消臭は化学反応で「臭いの元になる分子」を分解し、臭いそのものを無くしてしまうことができるのです。
オゾンミストとは、オゾンと水を一緒に高圧でミストしてスプレーする消臭技術です。壁やカーテン、あるいは布団や家財など、「悪臭の発生源」に対して直接スプレーができます。従来のドライオゾンに比べると消臭効率が高く、所要時間を削減することができます。ただし家電製品など防水性の弱いモノにはドライとミストの両方法を併用し、 消臭性と安全性のバランスを図るように努めております。なお、オゾンは時間が経過すれば酸素に変化するため、残留することはありません。
室内の悪臭の主な原因は菌の発生です。先にもふれたとおり、空気清浄機などと異なり、オゾンには菌やにおい成分を分解して空気を浄化する作用があるため、根本的なにおいの原因を除去して脱臭する効果があります。
オゾンは菌を除菌し、ウイルスを不活性化できるため、感染症のリスクを軽減することが期待できます。
発生してしまったカビを除去することはできませんが、カビが出す胞子を分解することが出来ます。このため、オゾンを発生させることでカビの繁殖を予防する効果が期待できます。
害虫は、フェロモンや体臭・糞尿をあちこちにつけて活動しますが、オゾンはこれらを分解して害虫にとって住みにくい環境をつくります。ただしオゾンで殺虫まではできませんので、完全に害虫を除去したい場合は他の方法との併用が望ましいでしょう。
オゾンの酸化作用によって、花粉の膜壁を破壊し不活性化させることができます。